ヒプノセラピストの風湖です。
「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。」
これは、ドイツ生まれの理論物理学者、アルベルト・アインシュタインの言葉です。
人の価値観は、長い年月をかけて固定化し、脳の使い方をワンパターン化します。
それが固定観念となり、脳は自由に物事を発想することができなくなっていきます。
そうすると人はどんどん頑固になっていき、自分とは違う意見を受け付けなくなってしまいます。
そうなると、よく言えば「こだわりが強くてプライドが高い人」と表現することはできますが、人生の選択や決断が制限され、円滑な人間関係の構築や広い視野で楽しむ生き方が難しくなります。
しかし、そんな風にいったん脳がパターン化されてしまったとしても、また新たなネットワークを作ることは可能です。
その方法のひとつとして、まだ脳が柔らかい若い人達と真剣に会話を交わしてみることをおすすめします。
私は、高校生にも心理学を教えていますが、彼らとの会話の中で、真剣な眼差しや純真無垢な反応に学ぶことはたくさんあります。
彼らは驚くほどの発想力と、新しく何かを生み出す想像力に長けています。
積極的に若者の話を聞いて、脳内回路をどんどん進化させていきましょう。