ヒプノセラピストの風湖です。




 「不遇なとき、不本意なとき、不安なときこそ、未来を信じて気持ちをぐらつかせないことだ。

 そのとき得たものが、自分の人生の核になる。」

 これは、随筆家の秋庭道博さんの言葉です。




 努力家の人は、「努力し続ければ安心だ」という思考になっている人が多いです。

 逆にいうと、頑張っていないと不安という「恐怖」を自ら生み出しているのです。

 そういう人は、自分の不安解消のために努力をし続けますが、目標やゴールよりも「努力すること」が目的になってしまう落とし穴にはまってしまいがちです。




 ということは、思考によって恐怖を軽減させることも可能だともいえます。

 まずは自分がどんな思考のクセを持っていて、どんなことを恐怖に感じるのかを知りましょう。

 そして、その恐怖から目を背けようとせずに、キチンと向き合いましょう。




 自分の恐怖の原因になっていることは、新しい人生を踏み出すことに繋がります。

 こうした小さな恐怖から逃げずに、「困ったことはチャンス」だと思うことによって、脳は普段とは違う使い方を覚えるわけですから、やがて自分の人生のやるべきことが見えてくるのです。