ヒプノセラピストの風湖です。




 「人生における大きな喜びは、『君には出来ない』と世間が言うことをやってのけることである。」

 これは、イギリスの経済学者、ウォルター・バジョットの言葉です。




 私達日本人は、成功が保証されていなければ「できます」「やります」とはなかなか言えないものです。

 なぜなら、日本人の脳の特徴として物事を細かく計画して理論的に考えることが多いため、答えが見えないものを「できないこと」だと判断する人が多いからなのです。




 しかし、一度「できる」と言ってしまえば、脳は理屈ではなくできる方法をあれこれ探し始めます。

 ですから、一度「できる」と宣言したからには、強く決意して、できないかもしれないという不安をよぎらせてはいけません。




 「できる」と判断すると、脳は「ハラハラドキドキ」します。

 そしてハラハラするとき、私達は普段はしないような脳の使い方をします。

 このハラハラは、脳が絶対に無理だと思うことでもできてしまうようなひらめきと、自由な発想が浮かぶように動いてくれるのです。