ヒプノセラピストの風湖です。
「時間が経てば、女性がどんな服を着ていたか忘れてしまうが、香水の香りはいつまでも記憶に残る。」
これは、フランスのファッションデザイナー、クリスチャン・ディオールの言葉です。
植物から抽出した香りの成分を使ったアロマセラピーは、実は認知症予防にも効果を発揮するといわれています。
認知症を発症すると、記憶を司る大脳辺縁系の海馬がダメージを受けるのですが、それに先立って嗅覚が障害を受けることが分かったのだそうです。
ですから、嗅覚のダメージを予防すれば、認知症の予防や改善が可能ということになります。
嗅覚は、他の神経よりも再生能力が高いため、嗅覚を活性化して正常に戻すことができれば、海馬も活性化し、認知症の予防や改善も期待ができるのです。
元気な脳のために、もっとアロマやハーブのことを知り、ブレンドして身につけたり空間に置いたりして楽しむことをおすすめします。
認知症のみならず、神経症や睡眠障害の方にもアロマの香りを活用すれば、さまざまな相乗効果が期待できるのです。