ヒプノセラピストの風湖です。
「我々は、東日本大震災からものすごく大事なものを学びました。
ひとつは小さなコミュニティで助け合うこと。
もうひとつは既存のシステムや考え方に依存しないということです。」
これは、小説家の村上龍さんの言葉です。
年齢を重ねるにつれ、過去の自分の考え方にとらわれ、新しく知り合う人との交流を減らす人は多いと思います。
しかし、誰かと話すことが少なくなると脳の機能は低下し、面談だからと外出しなくなると身体の運動機能は落ちていきます。
将来の認知症や寝たきりを防ぐためにも、人との交流はとても大事です。
知らない人と話すのは億劫だから、ある程度の人以外とは話をしない…。
そう考えているときは、頭が固定観念にしばられています。
心を開いて、たまには外を歩き、知らない人に挨拶をしてみたり、新しいコミュニティに参加して交流を楽しんでみると、自分の新たな側面の発見につながることもあるのです。
小さくてもいいからコミュニティを持ち、そのメンバーと一緒に話をして、共に喜び、共に嘆き、共感しあえたら、脳はさらに進化を続けるでしょう。
すると、本当の自分らしさに気づき、すべてのものを愛することの素晴らしさに気づきます。
人との交流を楽しみ、新たな自分を感じてみてください。