ヒプノセラピストの風湖です。




 「能力を褒めるのと、努力を褒めるのとでは結果が違う。」

 これは、脳科学者の中野信子さんの言葉です。




 どんな分野の仕事でも、その成果を上げるためには、他人との信頼関係を構築することはとても大事なことです。

 例えば訪問リハビリ介護の現場でも、介護者と利用者とのコミュニケーションはとても重要で、両者の間の関係はその治療の結果にそのまま影響を及ぼします。




 それでも人間関係を構築することは難しいと考えている人は、まずは相手を褒めることから始めてみてください。

 そのコツは、相手の改善点を話すよりも、まずは相手の良かった点を見つけて褒めることから始めることです。

 褒めることで、「私はあなたの頑張りを注意深く見ていましたよ」というメッセージを相手に届けることができるのです。




 すると、相手からも必ず「ありがとう」という言葉が返ってきます。

 どんな関係性でも、褒めて相手の「脳のやる気」を引き出せば、その後の良好な信頼関係につながり、相手の行動力を引き出すことができるのです。