ヒプノセラピストの風湖です。
「自分に失望している人ほど、基準が高い」
これは、心理学者の加藤諦三さんの言葉です。
本当はやりたいことがあるにも関わらず、いろいろな理由をみつけて、「やっぱりやめよう」と諦めてしまう…。
そんな経験をした方は多いのではないでしょうか。
自分に自信のない人は、なにかをやってみる前から、「できない理由」はたくさん思いつくのに、「できる理由」は何ひとつ思いつかないものなのです。
無意識的に「できない理由」を探す人というのは、実は「やりたくない」という意思表示の現れでもあります。
どんな正当な理由でも、その理由を使って言い訳をしている時点で、実はできないことを自分で認め、決めつけていることになるのです。
これまでの失敗の経験や、親や教育者などの価値観の刷り込みは、やがて強固な信念となり、その出来上がった固定観念に、あなたの脳が支配されてしまいます。
そして、年齢を重ねれば重ねるほど脳にブレーキをかけてしまう傾向が強くなります。
無意識の固定観念に左右されるのではなく、本当にやりたいのかどうなのか、もう一度考え直してみましょう。