ヒプノセラピストの風湖です。
「『なりたかった自分』になるのに、遅すぎることなど決してないのだ」
これは、イギリスの作家、ジョージ・エリオットの言葉です。
「もうすぐ定年退職です。子育ても終わりました。両親もすでに亡くなり、これからどのように生きていけばいいのかわかりません。」
ある50代の女性は、これから生きていくための目標や生きがいが感じられず、毎日気持ちが沈んで虚しいです。と、私に訴えました。
年齢を重ねると、自分の役割がなくなってしまうような気がして、生きていく気力も自信もなくなってしまいます。
このまま一生なにもしないで暮らしていかなければならないのでしょうか。
いいえ、そんなことはけっしてありません。
私達の心はちょっとした出来事で変わります。
たとえば、たまたま近所の人に挨拶されたとか、なにかを学んで夢中になるとか、素敵な友人やパートナーができた、ということだけで、パッと元気になれたりします。
未来の自分に不安を抱くのではなく、今起こっていることに気づき、感動することで、人生は素晴らしいものに変わっていくのです。