ヒプノセラピストの風湖です。




 「『親が悪いから』『パートナーが悪いから』『時代が悪いから』『こういう運命だから』

 これらは、責任転嫁の典型的な言い訳である。」

 これは、オーストリアの精神科医、アルフレッド・アドラーの言葉です。




 学生の頃、試験や、部活の試合などの直前に、「今日は体調が良くない」とか、「集中できないかもしれない」「ぜんぜん寝られなかった」などと、なにもしていないのに先に「出来ない言い訳」をしたことはありませんか?




 そういうときは、「自分にはハンデがあるのだから、失敗するのも仕方がない」と言って、プレッシャーから逃れたいと思う心理なのかもしれません。

 しかしそれは、逃げ腰になって勝負をする前から白旗を上げているようなものですから、自分にも周りにも余計に不安を煽り、悪い結果を呼んでしまうことになるのです。





 ですから、まだ何もしていないのに、言い訳をする癖に気づいたら、「でも、やってみなくては本当のところはわからない!」と、すぐに打ち消し、強気になってみてください。

 自分を信じて、不安があってもグッと気持ちを切り替えて、前に進んでいきましょう。