ヒプノセラピストの風湖です。




 「信じる根拠はなんでもいい」

 これは、アメリカの実業家、スティーブ・ジョブズの言葉です。




 世の中には、ダイエットに効くサプリメントや、シミやシワを消すクリーム、筋肉をつけるエクササイズマシンなど、「本当にそんな効果があるのかなぁ」と疑いながらもついつい買いたくなってしまう商品がたくさんあります。




 そんなに効果が期待されないのに、なぜあんなにたくさんの商品が並び、そして売れるのでしょうか。

 実は心理学的には、そのような商品にまったく効果が無いとも言い切れないのです。

 本人がその商品を「本当に効く!」と信じることで、それなりの効果が出ることもあるのです。




 「プラセボ(偽薬)効果」という言葉があります。

 効き目のある成分が何も入っていなくても、自分が飲んでいる薬は効き目があると思い込むことで、本当に病気の症状が改善することがあります。

 その商品の効果を信じることで、自信を持ち、堂々と臆せずに過ごすことができるのなら、それはとても良い商品と言えるのかもしれませんね。