心理カウンセラーの風湖です。
「誰も行ったことのない場所へ行け。そして、誰もやらなかったことをやれ。」
これは、立命館アジア太平洋大学学長、出口治明さんの言葉です。
日本の子供達の自尊心は、学校の成績と連動していると言われています。
つまり、成績がいい子供は、それだけで自尊心が高くなりますし、勉強が苦手な子供は、それだけで自尊心が低くなる傾向があるようなのです。
しかし、なぜ学力と自尊心が関連しているのでしょうか。
それは、「自分の評価」を「学校の成績」という物差しだけで捉える教育をされて育っているからです。
しかしそうではなく、さまざまな要素の自分を発見し、得意な分野を探すことの方が大事なのではないかと思います。
それはできるだけ「他の人が出来なさそう」なことを得意にすることです。
誰もやらなかったことをやっている、誰も知らなかった知識を得ているということは、本人にとってもかなりの自信に繋がります。
子供だけではなく、大人になったあなたもぜひ、自分だけの武器を見つけ、それを深掘りして、自尊心を高めてくださいね。