心理カウンセラーの風湖です。
「自然の心に寄り添いなさい。そして時々、山に登ったり、森の中で過ごしたりして、あなたの心を浄化しなさい。」
これは、アメリカの植物学者、ジョン・ミューアさんの言葉です。
森林浴という言葉があります。
森林浴とは、樹木に接することで心身への癒しを求める行為のことです。
緑の多いところにいると、なんだかとても落ち着きますよね。
最近はさまざまな生理、心理、物理実験などが行われ、その効果が科学的に証明されつつあるようです。
森の中で深呼吸すると、日常では嗅いだことのないような匂いがします。
これは、「フィトンチッド」と呼ばれる樹木の幹や葉っぱなどから発散される、菌を殺す成分の香りです。
この香りを嗅ぐことで、深くリラックスすることができると言われています。
時間ができたら、そんな自然の中で深呼吸しながらゆっくりと散歩してみてください。
落ち込んだり、心が折れたりしたときは、緑の多いところに出かけてみましょう。
実際に樹木に触れてみて、その大きなエネルギーを体で感じることができれば、きっとそれまでのモヤモヤも一気にリフレッシュすることができますよ。