心理カウンセラーの風湖です。
「もし、幸せになるために誰かを頼っていたら、あなたは奴隷になり、隷属し、囚われの身となる。
そしてあなたは多くの人に頼っている。
彼らはみな、あなたの影の主人となり、その見返りにあなたを搾取しているのだ。」
これは、インドの宗教家、バグワン・シュリ・ラジニーシさんの言葉です。
私達人間は、周りの人達との人間関係によって、自分の自信が高まったり落ち込んだりする、社会性に左右される動物です。
人間関係が良好で気分が高まっているときは、自信もグッと上がりますし、反対に人間関係が険悪で嫌な気分になっているときは、自信もシュンと下がったりするのです。
たとえば会社全体の雰囲気がギスギスしていて、顔を合わせても誰も挨拶をしてくれないような職場で働いていると、いくら性格が明るくて自分に自信がある人でも気持ちがドーンと落ち込んでしまいます。
するとどんどんやる気もなくなって、仕事に対するモチベーションも下がってしまうのです。
そのような職場で働いている人は、家の中だけでも明るくのびのびと笑って過ごしてください。
職場の雰囲気が気にならなくなるくらい熱中できる趣味を作るとか、休みがとれたら自然の中で数日間過ごしてみたりしてください。
それだけでも、十分エネルギーを充填することができて、嫌な気持ちがリセットされるので、また自信を持って仕事に臨むことができるのです。