心理カウンセラーの風湖です。




 「言葉は刃物なんだ。

 使い方を間違えると、厄介な刃物になる。

 言葉のすれ違いで、一生の友達を失うこともあるんだ。」

 これは、漫画「名探偵コナン」の主人公、江戸川コナンの言葉です。




 日本には、「言霊」という思想があります。

 先人たちは、古くから「言葉には霊力が宿っている」という考え方をしていたのですね。

 それは、普段からどんな言葉を使っているかによって私達の心の状態にとても大きな影響を与えますから、言葉の力はその人の人生まで変えることもある、という考え方なのです。




 具体的に言えば、「ありがとう」「愛してる」「できる」「ついてる」「幸せ」「大丈夫」などのポジティブな言葉は、自分の持っている能力と行動力を高めてくれますし、反対に、「どうせ」「無理」「できない」「運が悪い」「ダメ」「嫌い」などのネガティブな言葉は、どんどん自信を無くして萎縮してしまい、本来の力も発揮できなくなってしまうのです。




 自分に自信をつけたいのなら、意識して明るい言葉を使いましょう。

 SNSで呟くときも、できるだけ明るい単語を使うといいですね。

 特に、寝る前に「今日もいろんな体験ができて、いい日だった!」とポジティブな言葉で一日を締めくくると、次の日の目覚めがとっても良くなりますから、ぜひやってみてくださいね。