心理カウンセラーの風湖です。




 「迷信は、弱々しい精神の宗教である」

 これは、イギリスの哲学者、エドマンド・バークの言葉です。




 先日の千葉県を襲った震度5強の地震の影響で、東京の我が家のあたりでも震度4を観測し、明け方にけっこう揺れました。

 その際、長年大切に使っていた姿見がバタンと倒れ、鏡の真ん中のあたりに見事にヒビが入り、割れてしまいました。




 鏡が割れると、自分の身の回りに不吉なことが起きると聞いたことがありましたので、なんとなく心配になり、心がザワザワしました。

 しかし、風水やスピリチュアル的な観点から見ると、鏡が割れるのはよくないことが起きるその「身代わり」として「鏡が割れてくれた」と解釈することができるのだそうで、なんとなくホッとしました。




 自分の身の周りにおこるさまざまな現象に対し、迷信を持ち出して縁起がいいとか悪いとか言う人がいますが、そもそも縁起を担ぐとは、なにか行動していることに対して「理由付け」をすることを言うらしいです。

 良いことも悪いことも、一般的なものに振り回されるのではなく、すべて良い理由にするように解釈を変えれば、物事はすべてラッキーにかわるのですね。