心理カウンセラーの風湖です。
「私が弱点や欠点だと思っていたものは、他の人はなんとも思ってなかったということがわかって、ほっとしたの。
今は欠点も好きよ。」
これは、アメリカの女優、サンドラ・ブロックの言葉です。
自分が作成した資料に誤字が数点見つかったとか、お客様の前で髪型が乱れていたとか、自分に自信がない人は、少し恥ずかしいと思っただけで自分のすべてがダメなんだと考えてしまいがちです。
ほんのちょっとのミスなのに、「自分は何をやっても失敗する」とすぐに結論づけて考えてしまうのです。
このように、一度でも失敗したりうまくいかなかったりすると、全てがダメになってしまったという思考パターンのことを、心理学では「過剰な一般化」と呼んでいます。
自信のない人は、常にこのような考え方をしてますます自信をなくしていくのですね。
たとえうっかりミスをしたり、間違いを指摘されたとしても、それはよくあることですし、あなただけが悪いわけではないのかもしれません。
ですから、少しくらいミスをしても気にしないようにしましょう。
たいていの問題や失敗は、後からいくらでも取り返しが可能であることがほとんどなのです。