心理カウンセラーの風湖です。
「自分の欠点ばかりを気になりだしたら、そんな劣等感を直してくれる人間はこの世にひとりしかいない。つまり、あなた自身だ。」
これは、アメリカの作家、デール・カーネギーの言葉です。
人は、たくさんの欠点を抱えて生きています。
性格、運動能力、容姿、判断力など、細かいところまで上げたら数えきれないほど思いついてしまうかもしれません。
世の中には、良いところのほうが多く、欠点が少ないという人もいます。
そういう人にはとても憧れますが、良い条件が揃っている人というのは、それだけたくさんのチャンスを失っているような気がします。
人間関係においては、欠点のある人が気に入られることのほうが多いからです。
自信がない人は、ほんの少しでも自分に悪いところがあると、まるで自分のすべてが他人より劣っていると考えがちです。
そんな思考を変えるために、「自分は、細かいところを見ればダメなところもあるけど、全体的には良いほう」と、大きい視点で捉えてみるようにしてくださいね。