心理カウンセラーの風湖です。




 「自惚れるということが全然なかったとしたら、この世はさして楽しいこともあるまい。」

 これは、フランスの貴族、ラ・ロシュフーコーの言葉です。




 「私は頭がいい」

 「私は選ばれた人間だ」

 「私は誰からも愛されている」

 もし、このようなことを自信満々で言っている人がいたら、あなたはどう感じますか?




 もしもあなたが、そのような人を「おかしい」と思うなら、もしかしたらあなたは自分に自信がないタイプの人なのかもしれません。

 実は、自分のことを高く評価することは、そんなに悪いことでもないのです。

 自分に自信があるタイプの人は、「私はとても魅力的」と言っている人に出会っても、不思議と嫌悪感を抱くことはないようです。




 大切なことは、「思い込む力」です。

 少しくらい自惚れが強くても、自分で自分のことを魅力的だと思っているくらいのほうが、行動力が湧き上がり、何にでもチャレンジすることができるのです。