心理カウンセラーの風湖です。




 「自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。

 それは、自分自身を侮辱する行為だ。」

 これは、Microsoft創業者のビル・ゲイツの言葉です。




 「隣の芝生は青い」という言葉があります。

 私達は、他人のいいところばかりを見て、悪いところがあることをあまり見ません。

 本当は自分はとても幸せなのに、それよりも他の人のほうが絶対に自分よりも幸せなのだと思い込み、落ち込んだり絶望を感じたりして生きているのです。




 人は誰でも少なからず一つや二つの欠点はあるはずです。

 周囲の人と比べて、自分は欠点ばかりだと落ち込むことには何の意味もありません。

 その欠点も全て自分の個性だと受け入れて、自分らしさに変換することで、それが自分ならではの強みになることもあるのです。




 「あの人は人気もあるし、みんなに頼りにされていて羨ましいと思っていたけど、ほんのちょっとのミスも許されないと戦々恐々としながら仕事をしているのかもしれない。大変そうだな。」

 という風に、いろんな角度からものごとを考えることができるようになれば、人はそれぞれ違う人生があって、生き方はそれぞれ違うのだと気づくことができるのかもしれませんね。