心理カウンセラーの風湖です。
「嫌いな人を応援しろとは言わないが、嫌いな人の足を引っ張りはじめたら、自分が腐ってきたということ。」
これは、作家で漫画原作者、小池一夫さんの言葉です。
嫌いな人の目には、その人がどんなに人気者だったとしても、ほんの些細なことがとても不快に映るものです。
たとえば、好感度が高い芸能人とかタレントでも、ネットで検索してみると、アンチのファンからはものすごく悪く叩かれていたりします。
あなたを嫌いな人からは、その全てが悪く映りますから、もうなにを言っても無駄のようです。
そのような人の多くの場合、嫌いだという明確な理由は特に無いのです。
ですから、こちらがなにを言っても冷静に判断し、心を入れ替えてくれることはありません。
「人類みな兄弟」という言葉のように、誰とでも仲良くなることは理想ではあります。
しかし、周りの全ての人と仲良くお付き合いができるのかというと、現実には少し難しいことなのです。
ですから、自分を嫌う人にはできるだけ近づかないようにして、相手の不快感の火に油を注がないようにするしかないようです。