心理カウンセラーの風湖です。
「たくさん経験をしてたくさん苦しんだほうが、死ぬときに、ああよく生きたと思えるでしょう。
逃げていたんじゃあ、貧相な人生しか送れませんわね。」
これは、尼僧で小説家の瀬戸内寂聴さんの言葉です。
どんな事でも諦めずに続けていれば、たいていの場合、過去の自分より現在の自分は少しずつでも成長していきます。
過去の自分と比べたら、現在の自分のほうが知識の量も仕事の技術もコミュニケーション能力も上だということに気づくはずです。
結果にこだわりすぎていたり、成功したいという気持ちだけでなにも行動しなければ、せっかくの成長した自分の経験が「宝の持ち腐れ」になってしまいます。
自分より上の人と比べると落ち込んでしまいますが、昔の自分と比べることだけに集中すれば、やる気が湧き上がるのではないでしょうか。
やりたいことがあるのなら、不安になって怖がるのではなく、昔の自分と比べて「成長している自分」を認め、それをさらに成長させるために行動しましょう。
なにかを始めたら、「今の自分は成長したなぁ」と実感できる機会が増え、それによって幸福感がどんどん増していくのです。