心理カウンセラーの風湖です。
「動かないことが疑いと恐れを生み出す。
行動は自信と勇気を生み出す。
もしあなたが恐れを克服したいと思うのなら、家の中で座って考えたりしてはいけない。
外に出て忙しくするのだ。」
これは、アメリカの作家、デール・カーネギーの言葉です。
「自分は誰にも騙されない」と決めて、相手が誰であっても疑い深くなり、人が何を言ってきてもすべて疑ってしまう人がいます。
こういう人は、人を恐れるあまり家の中で過ごすことが多く、会社や恋愛などさまざまな場面において、人間関係を構築するのがとても苦手です。
「真実バイアス」という言葉があります。
相手の言動に基づいて客観的に判断するのではなく、その人が真実を語っていると信じこむことを意味する言葉です。
もともと私達人間は、疑う心より信じる心で行動したほうが自然ですし、満足度が高いのです。
人が人を信用し、協力しあうことで私達人間社会は発展してきたのです。
TVやネットのニュースでは、人間関係の歪みからくる犯罪などが後をたちませんが、だからといって人を疑ってばかりではなにもいいことはありません。
人を信用できない人は、社会生活を営む上で、とても苦労をすることになってしまいます。
基本的には、相手が何を言ってきても素直にそのまま受け入れるようにしましょう。