心理カウンセラーの風湖です。




 「悪い時が過ぎれば、良い時は必ずくる。

 おしなべて事を成す人は、必ず時が来るのを待つ。

 焦らず慌てず、静かに時が来るのを待つ。

 時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。




 だが、何もせずに待つことは僥倖を待つに等しい。

 静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力を蓄えている。

 蓄えられた力が無ければ、時が来てもことは成就しないだろう。」

 これは、松下幸之助さんの言葉です。




 コロナウイルスが世界的なパンデミックを引き起こしてから約3年。

 ようやく世界中の人々が、一生忘れられないほどの我慢の日々から解放される時がやってきたようです。

 そして、この3年間の間にその人が何をしてきたかによって、これからの生き方が決まるような気がします。




 「戦いは、辛抱の強い者が勝つ。」

 という徳川家康の言葉の通り、何かを成し遂げるためには、時にはじっと辛抱して努力を重ねることも大切です。

 そしてチャンスが巡ってきたときに、それを逃さずに掴むことができる力を蓄えておくのです。