心理カウンセラーの風湖です。




 「愛に見返りは無いんです。

 初めから無いと思ってかからなければダメです。

 本当の愛に打算はありません。

 困ったときに損得を忘れ、助け合えるのが愛なのです。」

 これは、尼僧であり小説家の瀬戸内寂聴さんの言葉です。




 価値のある人生を送りたいと思うのなら、常に他人のためを考えて生きていくことをおすすめします。

 たとえばあなたは、年間にいくらくらいチャリティーに寄付をしていますか?

 「全く寄付しない」

 「思いついたときに寄付している」

 「毎年寄付しようとお金を貯めている」

 いろんな人がいると思います。




 お金はとても大切なものです。

 しかし、自分の損得ばかりを優先し、お金を中心にすべてを考えてしまうと、どうしても利己的で冷たい人間になってしまうような気がします。

 「幸せな人」になりたいのならば、あまり計算にばかり執着しない方がいいと思います。




 「寄付なんてしても、それに見合うだけの見返りがあるわけではないからバカバカしい」と思う人は、人間関係においても打算的になってしまうような気がします。

 いつでも誰かの幸せを考えて愛を与えることができる人は、そのお返しに誰からも愛される人になれますから、お金よりも価値のある豊かさを手に入れることができるのかもしれません。