心理カウンセラーの風湖です。
「途中で諦めてはいけない。
途中で諦めてしまったら、得るものより失うもののほうがずっと多くなってしまう。」
これは、アメリカのジャズトランペット奏者、ルイ・アームストロングの言葉です。
昨日、アメリカのフロリダ州で行われたWBCの準決勝、日本対メキシコの試合のテレビ中継を見て、久々に感動して身体が震えました。
1点のビハインド、しかも最後の9回裏の攻撃。
ノーアウトながら一塁と二塁に仲間が出塁し、次のバッターには相当なプレッシャーがかかっていたのではないかと思います。
「今自分が打たないと、チームが負けてしまう」というメンタルの状況で、確実に勝つパフォーマンスが出来る確率は、一体どれくらいなのでしょうか。
おそらく、普段出来ることもプレッシャーがかかるときにはその成功率はぐんと下がってしまうのではないかと思います。
だからこそ、それを成し遂げた選手の素晴らしさに、人々は感動したのではないでしょうか。
もちろんプレッシャーがある状況のほうがやる気が倍増するという人もいるかもしれませんが、普通は誰でもプレッシャーを感じると、人はつい途中で諦めてしまったり、投げやりになってしまったりします。
未来は自分の心が決めるものなのですから、可能性がゼロでない限り、結果が出るまでチャレンジする勇気を持ちたいものです。