心理カウンセラーの風湖です
「世の中のひとはなにをぞ言わばいえ。
我が為すること我のみぞ知る。」
これは、幕末の志士、坂本龍馬が10代の頃に姉に宛てた手紙に書いた言葉です。
坂本龍馬は、ご存知の通り、江戸幕府を倒すきっかけを作った人です。
彼は、他人がなんと言おうと生涯自分の信じた道を貫き通そうという、力強い信念を持って生きた人でした。
その信念が、倒幕および明治維新に大きな影響を与えたのです。
それとは反対に、現代社会を生きる私達はどうしても周囲の人の目を気にしてしまいます。
未来をどう生きようということよりも、他人に自分がどう思われるのかが気になって気になって仕方がないのです。
そんな繊細な現代人は、周囲の人の目を気にすることを逆に武器にしてしまいましょう。
「私は2ヶ月で5キロ痩せる!」
「私は今日から禁煙する!」
という風に、自分の目標をあえて周囲の人に公表してみて、そこからどうするかを決めていくこともひとつの方法です。
そうすると、「あの人は口だけの人だな」と思われるのが怖くて、モチベーションが上がり、目標を達成する道が見えてくるのです。