心理カウンセラーの風湖です。
「性格が合う人もいれば、合わない人もいる。
人間関係はそれが当たり前。
たまたま、あなたとその人のウマが合わなかっただけ。」
これは、芸能事務所タイタンの社長、太田光代さんの言葉です。
どんなに人間関係を円滑にしようとあなたが頑張っても、世の中には相性が悪い人や考え方が合わない人はいるものです。
家族の中にもいるのですから、それはもう仕方がないことです。
あなたが良い人なら良い人ほど、「嫌いな人がいる自分」のことが許せなくなるのかもしれませんが、少し考えてみましょう。
卵アレルギーの人に、「卵は栄養が豊富なんだから食べたほうがいいよ」とは言えませんし、花粉症の人に、春山に登ろうとは誘いませんよね。
どんなに好きになろうとしても、無理なものは無理なのです。
人は、嫌いな人がそばにいるだけで言葉が出なくなったり頭痛がしたり、身体が痒くなったりすることもあります。
それはもう、アレルギーのようなもので、あなたの身体そのものがその人を受け付けないということになります。
ですから、嫌いな人を無理に好きになろうとせずに、嫌いなままで、遠く離れた場所にいたほうがいいのです。