心理カウンセラーの風湖です。
「『裏切られることは絶対にないだろう』ではなくて、そんなこともあるかもしれないと思っているほうがいいのです。
どんなことがあっても対処できますからね。
そういう態度でいたほうが、ある意味、人間がよく見えてくるのです。」
これは、哲学者の中島義道さんの言葉です。
実を言うと、この世の中はそんなにいい人ばかりではありません。
そのようなことを言うと、驚くでしょうか。
しかし、そのような考え方をしていたほうが、人間関係でもそこまで苦痛を感じなくてもよいのです。
人は、どんなに辛いことでもあらかじめ覚悟をしておけば、けっこう耐えられるものです。
しかし、物事や他人にあれこれ期待をしすぎると、裏切られたときのショックや怒りは相当なものになってしまいます。
たとえ嫌なことがあっても「なるほど、やっぱりね。」と、軽く受け入れることができれば、心がふっと楽になるのです。
つまり、他人や現象に対して一方的に期待をしているから、それが裏切られたときにはとても傷ついてしまうのです。
ですから、最初から期待などしなければ、傷つくことなく冷静に物事を捉え、的確な判断や行動ができるようになります。
朝からドーンと構え、「なにがあっても大丈夫!」と思っていれば、実際に嫌なことがあってもストレスを感じなくて済むのです。