心理カウンセラーの風湖です。
「他人があなたをどう扱おうと、礼節をもって行動せよ。
他人にあなたの行動を決定させてはいけない。」
これは、アメリカの実業家、H.I.ブラウンjrの言葉です。
たとえば、会社の飲み会において上司が「今日は無礼講だ!」と言ったとしても、やりたい放題やったら後で後悔することになります。
内定が決まった会社の採用担当者が、「うちの会社はカジュアルな服装で大丈夫ですよ」と言ったとしても、やはり最初はきちんとした服装のほうが安心です。
世の中には「気にしなくてもいい」ということと、「気にした方がいい」ことはとてもたくさんあります。
そして、そのように「気にしなくてもいい」とか、「気にした方がいい」ということへの判断は、誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、やはり自分で決めて行動したほうが納得できます。
たとえばもしも、誰かに迷惑をかけてしまい、「気にしないでくださいね。」と言ってくれたとしたら、あなたはどうしますか?
その言葉通り、その件はもう気にしないで接するのか、やはり誠意のある行動をするのかはあなた次第です。
あなたの行動は、誰かの言葉に従うことだけではなく、あなたの判断で決めてもいいのです。