心理カウンセラーの風湖です。
「恥をかき続けてきた27年間を終わってみて、『人間は、恥ずかしさという思いに比例して進歩するものだ』と、気がついた。
それが『修行』。
恥ずかしいと感じることから進歩は始まる。」
これは、元プロ野球監督、野村克也さんの言葉です。
失敗したり緊張したり恥をかいたりすると、頭の中が混乱し、絶望感を感じる人も多いのかもしれません。
しかし失敗することは決して悪いことではなく、その経験を生かして次にどんな行動を起こすのかによっては、成功するためのひとつのプロセスに過ぎません。
そして、失敗だと感じることがあったり恥ずかしいと思うことがあると、どうしても他人の評価が気になってしまうものですが、そういう人は、応援してもらえることはあっても嫌われたり失望されたりすることは絶対にありませんから、気にすることはありません。
私達は、すごく無い物ねだりなところがあって、本当はものすごく幸せな環境の中に生きていることに気づかず、「他人の芝生はなんて青いんだろう」と考えてしまいがちです。
失敗の中には、一歩踏み出すためのヒントがたくさん詰まっているのです。