心理カウンセラーの風湖です。




 「全ての物語には価値があり、表面的には失敗、挫折、不運のように見えることも、全て自分の成長のために用意されている順調な試練である。」

 これは、経営学者、コンサルタントの飯田史彦さんの言葉です。




 目標を達成するために凄く努力をしてきたのに、結果的に叶わなかったり、途中で失敗したり、挫折することもあるかもしれません。

 そんなとき人は、今まで努力してきたことは一体なんだったのかと落胆します。

 しかし、その努力が全て無駄になるわけではありません。




 夢を実現させようと自分なりに頑張り、それまでのプロセスを経験したこと、それらの新しい知識を得ることができたことは、それだけでも素晴らしい未来への材料です。

 たとえ挫折しても、その経験ができたからこそできるなにかを探せば良いのです。




 たとえば水泳選手になる夢が絶たれたのなら、水泳のコーチになって選手を育てるとか、よりタイムを縮めることができる水着をデザインするとか、他にも道はいろいろあるのです。

 つまり挫折は、未来の成功の前ぶれでもあるのです。