心理カウンセラーの風湖です。
「自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、お互いが相手の中に自分自身を発見する。
それが、運命的な出会いというものだ。」
これは、芸術家の岡本太郎さんの言葉です。
どんなに大恋愛で結ばれた相手であっても、恋愛感情はおよそ3年で無くなると言われています。
実はそれはとても自然なことなのです。
その後の男女関係は、それぞれの人生をよりよくするための同士のような間柄になっていくのが自然の流れのようです。
「人」という象形文字は、人と人が支え合っている形ではありません。
人が自分の足で歩いている形です。
つまり、たとえパートナー同士であっても相手に依存するのではなく、まずお互いにひとりで生きていて、その上で協力しあう関係になっていくのが理想といえるのです。
一緒にいても自分が自分らしく、相手が相手らしく生きることができて、そして、お互いの人生にとってそれぞれの存在価値がなんなのかを知ることができる関係。
それこそが、運命のパートナーとの出会いと言えるのではないでしょうか。