心理カウンセラーの風湖です。
「苦難に直面したとき、第一に考えるべきは、『自分は何者なのか』ということです。」
これは、フランス王国ルイ16世の王妃、マリー・アントワネットの言葉です。
彼女の言葉であまりにも有名な、「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」の名言から想像できるように、ワガママなイメージがあるマリー・アントワネット。
しかし、そんな彼女でも、苦難に直面したときには現実から目を背けず、まずは自問することを大切にしていたことがこの言葉からうかがえます。
人生を充実させて過ごすためには、たまには「自分を甘やかす」ことも大切なことですが、それよりも、本当の意味で「自分を愛する」ことが必要です。
自分にとって必要なことはなんなのか?
今の自分には何が足りないのか?
問題に直面したときは、真摯に自分に問いかけてみてください。
冷静に振り返れば必ず見えてきます。
本当の自分、理想の自分をあなたは知っています。
それこそが本当の自分だからです。
あなたが小さかった頃、あんなに無邪気にはしゃいでいた自分を思い出して、素直な自分を愛してあげてくださいね。