心理カウンセラーの風湖です。
「宿命とは人生の青写真・設計図。
心がけ次第で設計変更できるもの。
その設計図を自分の意思と力で実現していくのが運命。
運命は自分で切り開く。」
これは、タレントで霊能者の美輪明宏さんの言葉です。
「宿命」と「運命」は違います。
宿命とは、生まれながらに定められた変えることのできない資質のこと。
運命とは、人の意思を超えて、人間に幸せや不幸を与える力のこと。
あるいは、そういう力によってやってくる幸せや不幸、それの巡り合わせのことなのです。
私達は、なにかのアクシデントが起こると、「運が悪かった」と言います。
しかし、仏教では「全ての結果には必ず原因がある」という因果の道理を説かれています。
つまり私達の運命がどのように決まるかと言うと、「自分の行いが引き起こす」となるのです。
良い行いをすれば、幸せな運命が生み出され、悪い行いをすれば、不幸や災難が引き起こされます。
宿命は変えられませんが、運命は自分で変えることができるという意味は、そういうことなのです。
これからの人生、幸せな運命がやってくるようにするために、良い行いを意識して実践してみましょう。