心理カウンセラーの風湖です。




 「恋をして恋を失ったほうが、一度も恋をしなかったよりマシである。」

 これは、イギリスの詩人、アルフレッド・テニスンの言葉です。




 恋人やパートナーなど、心から信じていた人に傷つけられたとき、人は「裏切られた」と思い、相手を恨むでしょう。

 しかし、いつまでも恨み続けていると、相手だけではなく、自分に対しても許せない気持ちが湧き上がってきてしまいます。




 その人を信じたのは他でもない自分自身です。 つまり、起こった出来事からは、その人が自分を裏切る人だと見抜けなかった、自分には人を見る目が無かったということを教えてもらったということになります。

 相手を恨むより、最初から「自分と関わる人では無かった」と、事実だけを受け入れましょう。




 この世の絶対的な法則として、何かを失えば、そのあとには必ず大きな喜びが返ってくるという真理があります。

 自分の運命を信じましょう。

 悲しい思いをたくさんした人は、心がぐんと成長し、やがて信じられないような幸せを掴むことが出来るのです。