心理カウンセラーの風湖です。




 「いいかい、優しいだけじゃ人は救えないんだ!!!

 人の命を救いたきゃ、それなりの知恵と医術を身につけな!!!

 腕がなけりゃ誰ひとり救えないんだよ!!!」

 これは、漫画「ONE PIECE」に出てくる医者、ドクトリーヌの言葉です。




 親の介護や自分の健康の心配など、命の問題は年齢を重ねるごとにだんだんと迫ってきます。

 そんな不安を感じるなら、いざという時のためにいろんなことを調べて、備えておきましょう。

 たとえば、国にはどんな制度があるのかとか、民間の療法施設へのアクセスや、それらに必要な経費など、ある程度は把握しておきましょう。




 親の老後の面倒は子供が見るのが当たり前だという人がいますが、決してそんなことはありません。

 親子共に疲れ果てて共倒れになるくらいなら、それなりの資金や介護者の情報を集めて、プロの手を借りることも、親孝行のひとつなのではないでしょうか。




 他人から「よくやってるわね」と言われたいという承認欲求ばかりで、視野が狭くなっていませんか?

 いろんな知識を身につけ、早いうちから冷静に計画を立てておきましょう。

 そういう覚悟を持つことが、満足感が得られる介護生活や、闘病生活を送るための第一歩なのだと思います。