心理カウンセラーの風湖です。




 「人生には2つの道しかない。

 ひとつは、奇跡など全く存在しないかのように生きること。

 もうひとつは、全てが奇跡であるかのように生きること。」

 これは、物理学者、アルベルト・アインシュタインの有名な言葉です。




 不安なときやうまくいかないときは、占いや風水などに頼って、その言葉を自分なりに利用してみたくなることもあるのではないでしょうか。

 自分がポジティブになるためのひとつの手段として、たまには占いや風水を試してみるのもいいと思います。




 しかし私達には、必要以上の幸せも、必要以上の不幸も訪れません。

 私達が体験するすべてのことは、意味のない現象にすぎないのです。

 その意味のないことに対して、「幸せ」と感じるか「不幸」と感じるかによって、その後の人生は展開していくのです。




 もちろん、まさかの時のために必要な対策や備えをすることは、とても大切なことです。

 けれど、自分なりの準備をしているのであれば、あとは運を天に任せれば良いのです。

 変えられない宿命を不安に思うより、変えることのできる運命をどうやって切り開くのか。

 そのことを考えましょう。