心理カウンセラーの風湖です。




 「自分が幸せになるために人を幸せにしていることと、人の評価を高めるために人を喜ばせることとは違う。」

 これは、元陸上競技選手の為末大さんの言葉です。




 人生には、上手くいくときもあれば、上手くいかないときもあります。

 そんなあなたの姿を見て、応援してくれる人もいれば、何かの意見を言ってくる人もいます。

 そんなとき、人からの評価が気になる人は、誰かからかけられた何気ない一言に一喜一憂し、やがて疲れ切ってしまいます。




 他人とは、実に無責任にあれこれ言うものです。

 それがたとえ家族であっても、人の評価は必ずしも正しいとは限りません。

 何より大切なのは、自分で自分をどう評価するか、という視点です。

 他人がどう評価しようと、基本は自分の軸をしっかりと持つことです。




 そのような気持ちで生きていく姿勢こそ、誰かを幸せにすることができます。

 ですから、どんな時も自分の土台となる信念を忘れないでください。

 他人の評価より、目の前の大切な誰かが幸せになってくれるのなら、それで良いのです。