心理カウンセラーの風湖です。




 「よく考えてみると、幸、不幸の両面があるということが結局は幸福なのかもしれません。

 不幸な姿を一瞬でも味わうことによって、はじめて幸福のありがたさを知ることができるからです。」

 これは、松下幸之助の名言です。




 一見幸せそうに見える人でも、必ずその分の不安を背負って生きています。

 たとえば、富裕層やセレブと呼ばれる人達でも、現実では財産をめぐって親族が争ったり、人を疑ったりして大切な愛情を見失ったりしやすいものなのです。




 人の人生には必ず光と闇があります。

 そういう意味では、人間は誰でも平等と言えるのかもしれません。

 ですから、誰かのことを「羨ましい」と思うのは、相手の表面ばかりを見ていて、その人の本当の中身を見ていないからということになるのです。




 誰の人生にも幸せな時と、不幸な時があります。

 あなたが今幸せだと思うのは、闇の部分を知っているから。

 そして、あなたが今不幸だと思うのは、光の部分を知っているからなのです。