心理カウンセラーの風湖です。




 「子供達を良い子に育てるのに最上の方法は、彼らを幸せにしてやることだ」

 これは、アイルランド出身の作家、オスカー・ワイルドの言葉です。




 子供を愛せない、自分勝手に放置する、平気で傷つける、厳しく支配する…。

 そういう親は、確かにいます。

 いわゆる「毒親」と言われる人達です。

 毒親に育てられた子供達は、その心の傷が忘れられないまま大人になります。




 しかし、その心の奥底には、厳しいと思うかもしれませんが「家族への甘え」があります。

 「親なら子供を愛して当然」という考え方があるから、いつまでも傷が癒されないのです。

 「親に愛されなかった可哀想な私」のままでいてはいけないのです。




 あなたはもう愛を受け取るだけの人ではありません。

 あなたの周りには必ずたくさんの愛があります。

 その愛に気づき、受け取り、周りに愛を与えていくことで、さまざまな依存から卒業することができるのです。