心理カウンセラーの風湖です。




 「言葉の暴力はとても恐ろしいものです。どんなナイフよりも鋭く人を傷つけます。」

 これは、マザー・テレサの言葉です。




 人との信頼関係が構築できないと悩む人はとても多いです。

 自分がもしも誰かに信頼されないと悩んでいるのなら、まず自分の言葉の使い方を振り返ってみてください。

 悪意はなくても、つい人を傷付けるようなことを言ってはいないか、乱暴な口のきき方をしていないかどうか、です。




 言葉は、相手を癒す薬にもなりますが、心を傷つける刃にもなります。

 たとえば何かの失敗で傷ついている人に対して、「ダメだね〜」とズバズバ言う人と、「大変だったね。大丈夫だからね。」と、優しく言う人とでは、受け止める人の心の状態は大きく違います。




 言葉は、どんな関係の相手にでも丁寧に使いましょう。

 信頼関係は、その言葉を言う人ではなく、受け取る人が決めるのです。