心理カウンセラーの風湖です。




 「あなたのようになれたらと憧れる。その思いが力をくれる。」

 これは、dreams come trueの楽曲の歌詞です。




 人は多くの場合、誰かに憧れることによって夢を持つようになります。

 子供の頃は、誰もが自分独自の憧れを持っていましたよね。

 特定の人物もいれば、スポーツ選手やアイドル、漫画の主人公なども憧れの対象でした。

 そして、本気でその人のようになれると信じ、その心はいつもワクワクしていてやる気に満ち溢れていたものです。




 しかし、そんな子供の頃の憧れも、やがて成長するにつれてどんどん薄れていきます。

 実際に、今の若い人はまったく夢が持てない人が増えているのです。

 そんな現代人の問題の多くは、「夢を持てないこと」なのではなく、本当は、「夢の対象となる大人がいないこと」なのではないでしょうか。




 あなたの周りに憧れる人がいないのであれば、自分が「あんな人になりたい」と言われるような人になってしまいましょう。

 どんな仕事をしていても、どんな立場に立っている人でも、素敵な考え方で生きている人は必ず輝いている人になれるのです。