心理カウンセラーの風湖です。




 「現代人は待つことが苦手になりました。

 精神的に弱くなってしまったのです。

 せっかちなのは、気の弱さのあらわれ。

 冷静さを持って待てることが本当の勇気。」

 これは、スピリチュアリスト、江原啓之さんの言葉です。




 人は弱い生き物です。

 上手くいかなかったり失敗したと感じると、どうしても自分を責め、周りを責めて、そのうちに楽な方法があれば、それがモラルに反することでも手を出してしまったりすることもあります。




 そんな時は、もっと冷静に自分自身に向き合ってみてください。

 「なにがよくなかったのか、他にも方法はなかったのか、相手はどんな気持ちだったのか…。」

 そうすることで、必要以上に相手を責めることもなくなりますし、自分自身を客観的に見つめることで自分の成長の材料にもなるのです。




 人のせいにするのは楽な方法ですが、同時に成長もしませんし、相手も傷つけてしまいます。

 失敗したとき、上手くいかなかったときこそ、それまでにお世話になった人達に向けての感謝の気持ちを忘れないでほしいと思います。