心理カウンセラーの風湖です。
「横の関係を築いていくこと。
意識の上で対等であること。
そして主張するべきは、堂々と主張することが大切です。」
これは、アドラー心理学の「嫌われる勇気」の中に出てくる言葉です。
この「嫌われる勇気」という書籍がなぜ日本人の心に刺さるのかというと、日本人は自己肯定感が低く、他人に依存しがちな人が多いからです。
あなたが他人から嫌われるのを恐れていたり、承認欲求が強いと、「相手はどんな人なのか」を判断することができなくなってしまいます。
相手にのまれることなく自信と誇りを持って接すると、どの人が心から尊敬できる人なのか、それとも尊敬できない人なのかがすぐにわかるようになります。
あなたの質問を封じ込み答えてくれない人、対等に人間として尊重してくれない人、権威ばかりを主張してくる人なら、それ以上深くお付き合いする必要は無いと思います。
さまざまな人間関係において、相手に対して威張ってもいい人や、横柄な態度で接していい人など存在しません。
相手も自分も両方大切にできるのかどうかで、その人の人間性までわかってしまうのです。