心理カウンセラーの風湖です。




 最近「マウンティングをされた」という人の話をよく聞きます。

 「マウンティング」とは、「見栄を張って相手よりも自分の方が優位だと見せつけるような言動」を指す言葉です。




 動物が自分の優位性を示すために相手にまたがることを「マウンティング」と言います。

 もちろん人間の場合はまたがることはせず、さまざまな言動で自分の優位性を相手に示そうとするのです。




 しかし、賢い人は決して威張ったり自分の自慢話をすることはしません。

 反対に、自分の失敗談をどんどん面白おかしく話すのです。

 自慢話や苦労話は、その心の狭さと人間の小ささを感じさせるからです。




 タレントの高田純次さんは、あるテレビ番組でこう言っていました。

 「歳をとってやっちゃいけないのは、説教と自慢話と思い出話」。

 なるほど、これはとても深い言葉だと思います。