心理カウンセラーの風湖です。




 朝起きて、今日という日が始まった瞬間から、自分は自分なのです。

 それは、目の前の現実よりも確かなことです。

 自分よりも素晴らしい人なんてこの世に存在しません。

 「自分に生まれてきて良かった。私は幸せ!」

 私は毎朝、鏡に向かってこのように呟きます。

 




 それでも、たまに「やってられない!」と思う時もあります。

 不運なことがあると、自己嫌悪に苛まれることもあります。

 そんなときは、「でも、私、すごく頑張った」と呟いてみてください。

 なにもせずに安全な生活を過ごしているより、なにかに頑張っている自分って、結構カッコイイものだと思いませんか?




 反対に、自分の悪いところを探し出してしまう人は、他人の悪いところも探し出すのがとても上手いんです。

 ですから、だんだん人嫌いになってしまいますし、そんな自分も嫌いになってしまいます。

 そんな自分が楽しくないから孤独を感じ、自分の人生を楽しむのがとても下手になってしまいます。




 自分の頑張ってきたことや、好きなところ、褒めたいことを数えてみましょう。

 自分の誇れるところをたくさん見つけてみましょう。

 自分を愛せる人間になれてはじめて、無条件で他人も愛することができる人になれるのです。