心理カウンセラーの風湖です。




 あなたには、嫌いな人がいますか?

 自分をイライラさせる人や、傷つけられた人のことを考えて、悶々として眠れない夜を過ごすことは誰にでもあるものです。




 しかし、他人に対して感じる「苛立ち」や「不快感」は、実は自分がどんな人間なのかを鏡のように見せてくれているのです。

 自分の不完全さを認め、受け入れることができない人は、相手の不完全さも認めて許すことができない人なのです。




 あなたがその相手のことを考えて食事も手につけられないとき、残念ながらその相手は、今頃美味しいスイーツなどを笑いながら食べているのかもしれません。

 そう考えたら、ただでさえその相手に傷つけられているのにも関わらず、さらにその人のことをあれこれと考える時間を過ごすなど、実にもったいないことです。




 嫌いな人のことなどをもう気にせずに、自分を応援してくれる人やモノに感謝する方が、はるかに幸せな気持ちで人生を過ごすことが出来るのではないかと私は思います。