心理カウンセラーの風湖です。
「広く好かれれば好かれるほど、深く好かれないものだ」
これは、フランスの作家、スタンダールの言葉です。
私達は、誰にでも好かれる人になりたい、「いい人」だと思われたいと願います。
しかし、会う人会う人によって、いつもいい人である自分を演じることは、とても疲れてしまいます。
そもそも人間が思う「いい人」の定義は、相手の価値観や環境、時代や社会情勢によってもコロコロと変わるものです。
つまり、誰からも「いい人」だと思われる人というのは実は、「自分にとって都合の良い人」である場合がほとんどなのです。
心理学者アルフレッド・アドラーはこう言いました。
「陰口を言われても、嫌われても、あなたが気にすることはない。
『相手があなたをどう感じるか』は、相手の課題なのだから。」