心理カウンセラーの風湖です。
たとえばあなたが子供の頃、算数のテストの点数がいつも50点だったとします。
そんな時、両親から「次の算数のテストでは、満点を取らないと許さない。」と言われたとしたら、あなたはどうしますか?
「そんなの無理に決まっている」と思い、イヤイヤ勉強はしたとしても、本気で満点にチャレンジをしようとは思わないのではないでしょうか。
しかし、「次のテストでは、60点を目指してみたら?」と言われたら、それならなんとなく出来る気がして、目標達成に向けて努力するかもしれません。
成功する人は、いきなり高い目標に挑戦しようとはしません。
少し手が届くところを目指して何度も何度もチャレンジし、それを達成しながら少しずつ目標に近づけていくのです。
そんな時、「失敗したらどうしよう」とは考えません。
間違えてもさほど気にせずに、チャレンジを繰り返すことに夢中になるからです。
成功者という人は、失敗する数も普通の人よりも遥かに多いはずです。
チャレンジに夢中になっている時は、失敗してもまた立ち上がることを楽しんでいるのです。
七転び八起きとは、「夢中になってチャレンジしていれば、何回転んでも笑って楽しむことが出来る」という意味なのかもしれませんね。