心理カウンセラーの風湖です。




 進学や就職、結婚や引っ越しなど、なにかを選択するとき「なぜそちらを選ぶのか」と人から聞かれて、すぐに理由を答えられない場合があります。

 そんな時は、必死に理由を考えても「なんとなく」としか言いようがありません。




 しかし、この「なんとなく」は、実はとても大切なことなのです。

 選んだ理由や根拠など関係なく、「直感」で選ぶことこそ、自分の中にある情熱の要求だと言えるからです。




 漫画「宇宙兄弟」に出てくる言葉に、

 「迷った時はね、どっちが正しいか?なんて考えちゃダメよ。日が暮れちゃうわ。

 頭で考えなきゃいいのよ〜、答えはもっと下。

 あなたのことならあなたの胸が知ってるものよ。

 どっちが楽しいかで決めなさい。」

 というものがあります。




 もちろん、直感で動けばすべてが上手くいく。というわけではありませんが、選んだ理由や根拠ばかりを意識しすぎると、あまり良い結果になることはありません。

 なにも考えず、一旦、「なんとなく」に頼ってみるのもいいのかもしれませんね。